チームビルディングの街歩きゲーム:効くのはどんなとき
2025年7月4日

チームビルディングの街歩きゲームは、グループを小さなチームに分け、それぞれにスマートフォンを1台渡し、本物の街の通りへ送り出して、実在の場所に結びついた謎を解いてもらうものです。ホワイトボードの前に立つ進行役も、信頼の落下体験も、強制的な打ち明け話もありません。人は歩き、答えについて言い争い、百回は通り過ぎた建物に気づき、ふだん近くに座らない同僚と話します。
それがすべてです。そして何ができて何ができないかは、はっきりさせておく価値があります。
実際の進み方
街と出発地点を選びます。当日、グループはおよそ3〜6人のチームに分かれます。誰も隠れられない程度に小さく、それぞれが違う役割を担う程度には大きい人数です。各チームはスマートフォンのルートをたどり、場所に結びついた謎や課題を解きながら進み、点数を積み上げていきます。
決まった出発時刻はなく、待っているガイドもいません。グループが整ったときに始めます。多くのルートは90分から2時間半ほどで、コーヒーのために止まっても何も壊れません。最後は全員が同じ場所–たいていはバーかレストラン–に集まり、点数を比べます。
遊び方のページに、仕組みが順を追って書いてあります。
たいていのチームビルディングよりうまくいく理由
効いているのは三つのことで、そのどれも謎そのものではありません。
小さなチームは参加を強います。40人のグループでは、多くの人が一日ほとんど何も話しません。解くべき謎のある4人のチームなら、10分以内に全員が何かを出します。
混ぜたチームは席順を壊します。チーム分けを自分たちで決めること–部署をわざと分け、役職を混ぜること–が、結果に対して持てるいちばん大きなてこです。放っておけば、人はふだん昼を一緒に食べる相手と組みます。
歩いていると話しやすくなります。並んで、動きながら、共通の課題を持っている状態は、輪になって向かい合って座るより、最初の会話をずっと楽に始められます。
人数によって変わること
8人を下回ると、街歩きゲームは成立しますが競争の要素が薄くなり、チームの行事というより気持ちのいい午後になります。おおむね10〜60人がいちばんよい範囲です。それ以上でも成立しますが、大きなグループでは出発地点と最後の集合場所を少し丁寧に考える必要があります。
企業や大きめの団体には、実務面のお手伝いもできます。時間をずらした出発、夕食を予約した場所で終わるルート、そして最後の得点表です。
お金以外にかかるもの
現実的には半日です。ゲームそのものに加えて、人を集める時間と、あとの食事。屋外なので雨でも成立しますが、荒れた天気ではやはり楽しさが落ちます。雨の11月の午後に備えた案を用意しておいてください。
歩くことも必要です。典型的なルートは、平らとは限らない街の路面を数キロ進みます。同僚の何人かにとって、それは現実の壁です。日程を告知する前に確かめ、必要なら短いルートや起伏の少ないルートを選んでください。当日になって辞退する役回りは、誰もやりたくありません。
ほかの選択肢のほうがよいとき
ここは売り込みより、正直であることのほうが大事です。
チームに名前のついた具体的な問題があるなら–協力しない二つの部署、信頼されていない上司、うまくいかなかった合併–街歩きゲームはそれを解決しません。よい一日は、難しい会話に向かう気持ちを整えてはくれますが、その会話そのものではありません。ファシリテーターのつく場が存在するのには理由があります。
チームが完全にリモートで、同じ国にいることがめったにないなら、全員をひとつの街に集める段取りこそが行事の本体で、ゲームはその小さな一部です。それでも価値はありますが、どちらがどちらかは自覚しておいてください。
そしてグループの半分が午後をまるごと休みにしてほしいと思っているなら、2時間で終わってバーで締める活動のほうが、一日がかりのものよりはるかに通しやすいはずです。
ちゃんと届く計画の立て方
チーム分けは自分たちで決め、混ぜてください。案内には、どのくらいかかるのか、どのくらい歩くのか、どこで終わるのかを書いてください。どんなチーム行事でもいちばん多い不満は、時間が読めないことと、靴が合わないことです。
終わったあとの店を予約しておきましょう。その一日を価値あるものにする会話は、たいていバーでの最初の20分、チームがまだ何を間違えたか比べ合っているうちに起きます。
そして形式ばらせすぎないこと。賞品は主催者が思うほど重要ではありません。最後に全員の前で認められることのほうが、ずっと効きます。
どこで開催できるか
街歩きゲームは、歩ける中心部と、謎を掛けられるだけの歴史がある街なら成立します。つまりほとんどの街です。現在対応しているすべての街をご覧いただけますし、お住まいの街がまだ載っていなければお知らせください。街は定期的に増やしています。
よくある質問
チームビルディングの街歩きゲームはどのくらいかかりますか。
多くのルートは90分から2時間半で、そのあとに予定されるものは別途になります。
何人必要ですか。
だいたい8人から成立し、10〜60人がいちばんよい範囲です。もっと大きなグループでも、少し余分に計画すれば問題ありません。
ガイドや進行役は必要ですか。
不要です。すべてスマートフォンで動くので、決まった開始時刻もなければ、ガイドの到着を待つ集団も生まれません。
雨が降ったらどうなりますか。
ゲームは続けられますし、チームは雨宿りも小休止もできます。本当に天気が悪いときは、押し通すより日程を動かす価値があります。
歩くのが難しい人にも向いていますか。
ルートと街によります。それに合わせてルートを選べるよう予約前にご相談ください。そして日程を告知する前に、ご自身のグループにも確かめてください。
本当にチームワークは良くなりますか。
ふだん話さない人どうしが確実に話し始めます。それは本物の、役に立つ成果です。ただし、根っこにある対立をそれだけで解くことはありません。
きちんと計画する
いちばんよいチームの一日は、計画が明快で、参加の敷居が低い日です。別の角度から見たい方は、仕事仲間との屋外チームビルディングをお読みください。ご連絡いただければ、一日の形づくりもお手伝いします。